工芸菓子

4年に一度開催される。

『工芸菓子』とは『山水花鳥』などを和菓子で写実的に、また菓子らしく表現・制作したもので、始まりは 江戸時代(元禄、享保)の献上菓子と伝えられています。もとは『工芸飾り菓子』『細工菓子』と言われていたものが、後に『工芸菓子』と呼ばれるようになりました。全国で4年に一度開催されます。会場を各都道府県にわたり開催されております。(前回は、広島県に於いて開催)

こだわりの逸品

原材料は砂糖、餡、米粉、糯粉など、和菓子で使われる物です。詳しくは、雲平生地、餡平生地、ぬくめ生地、カルメラ、有平などと言われる和菓子を使用して制作します。色は食用色素で目的に合った色出しをします。
もともと菓子でつくる『工芸菓子』は色合いなど菓子らしさを失わない様に仕上げる事が必要です。そこからつくり手の技量やセンス等がうかがえます。写実的で、尚且つ菓子らしい『工芸菓子』は、美しさと共に感動さえ伝えてくれます。
菓子職人が長い時間をかけ作り上げたたこだわりの逸品です。

第1回は明治44年4月10日東京・赤坂溜池・三会堂を会場にして開催されました。両口屋では第20回昭和59年に明治神宮外苑絵画館前で開催された大会よりの参加となっております。

名誉総裁賞受賞

第23回(岩手会場)第24回(熊本会場)においては「名誉総裁賞」を受賞させて頂きました。
近年では、昨年の広島県大会に於いて「農林水産大臣賞」を受賞させて頂きました。









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